舞台稽古拝見!

舞台稽古拝見!


中 寛三です!
昨日は、ラボ公演の
音読公演『運命とは個性である』
なるものの舞台稽古を観て来た。
いつもなら初日前日の夜は出演者は皆ピリピリ緊張しているものだが、今回は皆陽気だ!
それもその筈、普段の芝居と違ってセリフを覚える必要がないからだろう。
稽古が終わると、可知靖之氏がどこからか焼酎の一升瓶を持って来て、楽屋は居酒屋に……?
でも、そこはやはり明日が初日……交わされる話は出し物の話が中心になる!

この音読劇……金子兜太、三国連太郎、赤木春恵、水木しげる
の四氏の戦中記。
梯久美子さん……「はしご」ではなく「かけはし」と読むのだそうだが、その方の原作だ。
全編インタビュー形式のオムニバス。
で、内容……これがまた笑える!
死体がごろごろ……の話なのに、不謹慎ながら笑っちゃう。
だって皆、なんとか戦争から逃げようとしているから、その手段なるものが個性的なのだ!
赤木氏は女性だから実際に鉄砲を持ったりはしていないが、敗戦直後の旧満州はソ連兵の侵攻と中国人の復讐の中の恐怖が手にとるように伺えたし、その中にあっても毅然としたやり取りが目に浮かぶ。
また、水木氏の何とも人間性に富んだ現地人との交流には笑いながらも涙を流してしまった。

四氏の中で……残念ながら三国さんだけがこの世を去ったが、あとの三氏はお元気だ……三氏とも今回のこの公演にはいらっしゃるのだそうだ。
私ももう一回……今度はお客様と一緒の本番を観たいと思っているので、もしかするとお会い出来るかもしれない!
(俳優座・俳優)
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多恵子

お元気ですか!?やっと見つけました!!facebookも見てくださいね

by 多恵子 (2013-06-24 18:19) 

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